中国人(漢字、生年月日)
中国で一番日本人に馴染みのある言葉は「シェイシェイ」ではないでしょうか。
「ありがとう」という意味で、中国語はわからなくてもまずこの言葉だけ使っているといった例もあります。
しかし、漢字にすると「謝謝」と、「謝る」がふたつ繋がっており、漢字だけみると日本の漢字との違いはとても多いです。「汽車」は自動車のこと、「的士」はタクシーのこと、では日本でいう汽車は、中国では「火車」といいます。
このように、同じ漢字文化だからといって、ニュアンスがわかるという間違った解釈をし、恥ずかしい勘違いシーンに遭遇するケースは、現地の日本人には少なからずあるようです。
中国の名前の特徴
ご存知、中国人の名前は全て漢字が使われています。苗字が一文字、名前に二文字という例がほとんどです。
また、日本でも「田中」や「佐藤」のような王道の苗字がありますが、中国では王、李、張、劉、陳といった苗字が主流です。
尚、日本の名字は数10万種類と言われていますが、中国の名字の数は数千種類ほどです。
ですから同姓同名である確率が日本でも遙かに高いため、調査を行う場合は、名前が発覚しても、顔もしっかりと一致させる必要があるのです。
中国の年齢の数え方
日本の場合は赤ちゃんの年齢は0歳からスタートしますが、中国は赤ちゃんの年齢は1歳からの認識です。
ですから、同じ西暦に生まれた場合でも日本人と比較すると、中国人は+1歳ということです。
また、中国では旧暦もあります。
中国で戸籍を登録するときに、西暦で届け出をしている場合は西暦が誕生日に、旧暦で届け出をしている場合は旧暦が誕生日になります。こういった点も時に調査を紛らわしくさせてしまっています。