成都 入国調査
今回は、中国の成都市という街が関連した調査依頼です。
依頼者は日本のある企業の社長で、「ある社員が研修という名目で中国の成都に行き、経費として渡航費を請求してきたが、実際に本当に成都に出向いているのかどうかを調べて欲しい」とのことでした。
というのも、当人の証言に食い違いが多いようなのです。この企業は、自由研修制度を設けており、仕事に関連した海外研修であれば、必要に応じて経費を支払うというシステムがあります。
出張日とされる社員の行動調査
中国探偵.COMは、過去のこの社員Aの行動を調査することにしました。
弊社は現地の特殊ルートと提携し、中国の入管から情報を引き出すことが可能です。
入管へのリサーチを依頼している間、成田空港から直行便が出ている成都で何箇所か、社員Aが行ったと証言している場所に出向き、それぞれの企業の人物に社員Aが研修で訪れたかどうかを確認したところ、「訪れた」と確かに話していました。
新たに発覚した真相
しかし、後日入管経由で情報が仕入れられ、「Aは成都で指定日に成都に着いた履歴は無い」との情報を得ました。これだと、現地の企業の人物の証言と食い違いがあります。
その為、改めて現地で確認したところ、Aから賄賂を受け取り、「もし何か聞かれたらAが成都に居たことにするよう証言するように」と、でっちあげするよう伝えられていたのです。
調査結果報告とその後
これら一連の調査結果から、今回社員Aは、手口で現地の人物と競合し、会社から経費を騙し取ろうとしたことが明らかになりました。
非常に悪質な手口であるとされ、更迭されたこの社員に対し、現在は裁判を起こすべく準備が進められています。
カラ出張や、社員が実際に中国現地に出向いたかどうかなどを、中国探偵.COMが確実に調査し真相を解明していきます。